手打ちパスタ職人への道
2001/12/25
[2] パスタマシン登場! (トマトソース)
前回の延ばし作業に閉口して、なんとパスタマシンを買ってしまった!!
結構高価だと思っていたんだけど、何気なくCooking.comを覗いてみたら、なんとImperia のパスタマシンが $35 で売られてたので、思わず衝動買いしてしまった (笑)。 本体には2mmと4mmのカッターが付いているみたいなんだけど、 もうちょっと細いのも欲しかったので、オプションの1.5mmカッターも購入。 日本で買うと生地を乗せるプレート?が付いてくるみたいなんだけど、これには付いてなかった。 自分がこんな物を買うとはねぇ~。夢にも思わなかった。
さて、今回の材料はこちら。
パスタ材料(3人分) | |
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薄力粉 | 100g |
強力粉 | 200g |
たまご(M) | 3個 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
塩 | 3つまみ |
手打ちデータ | こね時間 | 20分 |
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寝かし | 2時間 |
薄さ | 1mm以下 |
延ばし後の乾燥時間 | なし |
カット幅 | 2mm |
カット後の乾燥時間 | 30分 |
茹で時間 | 1分強 |
今回は最初にボールで混ぜて、ある程度纏まったら台に移して捏ねてみた。 前回はちょっと粉を多めにしてしまったのだが、今回はきっちり300g。あと、 塩を1ツマミ多くしてみた。
10分後くらいに生地表面にシットリ感が出てくる。 前回よりもこね易い印象がある。これが粉の量のせいなのか粉比なのか塩なのかは 分からない。15分くらいでかなりいい感じになった。20分後、コネ終了。前回 よりも纏まってる。こね方の違い的には、前回はボールの中でひたすら生地を折っ て手のひらで潰してを繰り返していたのだが、今回は場所が広い事もあり、ちょっ と引っ張って2つに折ってそれを両手でぎゅーっと潰して回転させて、それをまた 引っ張って・・・を繰り返してみた。
丸く纏めてラップで包んで冷蔵庫で寝かし2時間。
さあ、いよいよ延ばし&カット。今回は当然、おNewのパスタマシンを初使用。 お初なので、掃除用に生地を多めに用意。1人前分くらいを使ってローラー&カッ ターを掃除しようと思う。 パスタマシンは事前にキッチンペーパーで拭いておいて、ローラー部分に軽く打ち 粉をしておいた。 2時間寝かせた生地を1/3とり、ローラーに数回通してローラーを掃除。その後 カッターにも通してカッターも掃除。すっげー汚ねー。良かった、事前に掃除して。 ローラーもカッターもその後打ち粉をしておく。
ちなみに生地は520g程度あったので、1/3 は、173gである。 が、実際に掃除に使ったのは150gだったので残りは370gということになる。 これが2人分として多いのか少ないのかはまだ不明。 結局、Tagliatelle(2mm)をトライする事に決定。ダイアル1(最も厚い設定)で6回ほどマシンに通す。 この時、毎回2つ折りにして延ばすようにした。
その後ダイアルを2にセットして折らずに一度通し、その後2つに縦折りしてもう一度通す。 でダイアル3にセットし・・・・をダイアル6(最も薄い設定)まで繰り返した。 この延ばしの作業は結構テクニックがいる。 上手くやらないと途中で曲がってしまって変な風に出てきてしまうのだ。 要は生地をまっすぐに入れてローラーをゆっくり回せば良いわけだが、 理屈以上の何かが存在する。
さて、伸ばしが終わったら次はいよいよカット。 80cmくらいに伸びたパスタシートをカッターにまっすぐ入れて取っ手を回せば 簡単に綺麗に細く切れたパスタが出来てくる。感動の瞬間!もし途中でシートが曲 がって入ってしまった場合、シートを引っ張りながら回すとしわが綺麗に取れる。
今回は生地をカットしなかったが、本当は30~40cm程度にカットした方が良い。 全部切り終わったら打ち粉をして30分乾燥させる。
最後に茹で。たっぷりの沸騰したお湯に塩を適宜入れ、30分程度乾燥させたパス タをパラパラと入れる。茹で時間は1分強。麺を入れてから蓋をした方が沸騰が早 まってよい(かも知れない)。時間後、ざるにあけて速攻で盛り付け。 本当はフライパンでソースと絡めた方がいい気がする。
さて、お味は・・・うわっ、麺がラーメンみたいになってる (笑)。ちょっと薄すぎた~~。 これの倍くらい厚みがあっても良いかも?
これ?逆に、ラーメンとして食えば美味いかも (笑)。う~む、奥が深い。 次回はもうちょっと厚めのTagliatelleにチャレンジだ。 あと、やっぱり小麦粉は強力粉と薄力粉を50%ずつ混ぜた方が良いのかもしれない。